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Author:表具職人
表具・表装(掛軸・修理・修復)を行っています。大阪市の表具店、春榮堂の三代目です。
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環境省 奄美野生生物保護センター 壁装作業その2

作業前

キャンバス(作品の布)自体は、先生が相生市のアトリエで修復をされました。

奄美大島では保護センターの近くの公民館を、作業場としてお借りしました。

アトリエから奄美大島へはキャンバスを一枚一枚、不織布で保護し直径25cmの

筒に巻いて厳重に梱包して輸送されました。

それでも、とても繊細なパステル作品は、輸送時の衝撃で影響を受けます。

先生ご自身でパネル板にキャンバスを仮留めし、絵の繋がりを確認しながら

細部の修復作業を行われました。

緊張器取付け

ここから、パネル板にキャンバスを張り込む作業になります。

とても特殊なキャンバスは、上下方向に強いテンションをかける必要が有ります。

その為に、特別に製作したキャンバスを挟む金具を取付けます。

緊張器

キャンバスを挟んだ金具に緊張器を取付け、キャンバスを引張ります。

緊張器

一枚一枚のキャンバスにテンションをかけ、また全体の絵の繋がりを

考え位置調整を行いました。

キャンバスの収縮具合を見る為、一晩中この状態でテンションをかけ続けます。

上下 釘打ち作業

キャンバスの緩みなどの問題が無かった為、緑の釘で仮留めし

上下にアルミフラットバーでキャンバスを固定します。

アルミフラットバーは、真鍮製の釘で取付けます。

縦 釘打ち作業

キャンバスの縦は、黒色の真鍮製の釘で固定します。

キャンバスを傷めないよう、樹脂製の金槌で打ち込みます。

パネル左に、5cmピッチの釘が見えます。

下部 化粧板 取付け後

パネル下部に、化粧用の黒色アルミフラットバーを取付けます。

縦に打った釘にも、キャンバスに合わせた塗料を塗り、釘も見えなく成っています。

これでキャンバスの張り込み作業は終了となります。

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