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表具職人

Author:表具職人
表具・表装(掛軸・修理・修復)を行っています。大阪市の表具店、春榮堂の三代目です。
表具師の仕事が少しでもお伝え出来れば幸いです。

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巻物の染み抜き作業

巻物1
巻物の染み抜きの、ご依頼です。
巻物2 全体
巻物は、10尺(3メートル)強です。
本紙(作品)部分は、1枚が(130×27㎝)の画仙紙を2枚継いであります。
巻物3 染み1
全体的に、染みが有ります。
巻物4 染み2
部分的に、染みが激しく出ている部分が有ります。
巻物5 染み3
巻物の最後の部分です。
余白にも染みが見受けられます。
巻物6 剥離作業1
本紙(作品)を継いでいる部分を離して、それぞれ
水を与えて裏向きにし、裏打ち紙を少しずつ剥がしていきます。
巻物7 剥離作業2
肌裏(裏打ち紙)を剥がすと、本紙(作品)と裏打ち紙の両方に、
染みが出ているのが分かります。
巻物8 剥離後
裏打ち紙を完全に、剥離した状態です。
巻物9 染み抜き作業1
1枚ずつ、洗い桶に入れて、染み抜き作業を行います。
巻物10 染み抜き作業2
巻物の最後の部分です。
最初の状態と比べると、染みが消えてきているのが分かります。
この作業を繰り返した後、裏打ち作業をして巻物に仕上げていきます。
巻物に出来上がれば、またご紹介させて頂きます。


巻物の染み抜き作業 その2

巻物完成 (1)
巻物の染み抜き作業が終わりました。
巻物完成 (3)
一枚目の本紙の全体です。
巻物完成 (4)
二枚目の本紙の全体です。
巻物完成 (5)
前回の記事で、全体的に有った染みが消えています。
巻物完成 (6)
部分的に染みが激しく出ていた部分も綺麗に成っています。
巻物完成 (7)
巻物の最後の部分です。
余白に目立っていた、染みも綺麗に落ちています。
巻物完成 (2)
巻物を広げた状態です。
西国三十三ヶ所霊場を巡られて、満願成就を記念して描かれたようです。
巻物の仕様(裂地の選定)は全て、お客様にお選び頂きました。
この本紙に、とても合っている、素晴らしい巻物に仕上がりました。
この度は表装をご依頼頂き、誠に有難う御座いました。

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